病院に行こう!

頻尿の自覚症状を感じた場合、体質や加齢のせいにはせず、原因を特定するためにも病院での検査をオススメします。まずは病院に行く準備ですが、実際に受診する前に、ご自身の頻尿具合のデータを記録しておきましょう。

病院に行こう!:準備すること

期間は2、3日でもOKですから、1日の排尿回数、排尿時の残尿感、痛みの有無、失禁経験の有無や回数、普段の水分摂取量、生活状態や服用している薬剤などの情報をメモしておきます。

情報は細かい方が受診の際スムーズに行きます。

病院はご自宅の近くがベストですが、泌尿器科、または尿失禁外来のある婦人科を探しましょう。

問診では頻尿の症状が始まった時期、頻尿が起こるシチュエーション、これまでかかったことのある病気、現在かかっている病気などを訊かれます。

頻尿は身体的な原因だけではなく、精神的な問題からも引き起こされます。

ご自身でも物理的な問題以外に、トイレを我慢した経験、例えば今の職場は仕事中トイレに行きにくくて・・・、といった直接関係ないと思われるような情報でも構いませんから、少しでも考えうる原因や頻尿に対してご自身が感じている悩みや苦痛など、医師に伝えられるようあらかじめ考えをまとめておくことをオススメします。

頻尿の検査では尿検査などの物理的な検査も行いますが、問診で医師と話すことにより、精神的な問題が指摘されることもあります。

リラックスし、症状の改善のために医師に正直に話す心構えも準備として大切なのです。

現在泌尿器科に訪れる患者さんは、男性も女性も数は半々です。

女性でどうしても男性と同じ待合室にいたくない、という場合であれば婦人科をおすすめしますし、男性用の泌尿器科もあります。

病院に行こう!:診察内容

頻尿の診察は、基本的に問診と尿検査を行います。

問診票に症状を記入することになりますから、あらかじめご自身の排尿データをメモしておくとスムーズ、かつ正確な記入ができます。

問診では医師を信頼し、とにかく正直に話すことが大切です。

頻尿診断で必ず行われる検尿では、尿内の細菌、血液の有無などの異常、病気の徴候が確認されます。

尿検査と問診で頻尿の原因が特定できる場合もありますし、病院によっては超音波検査、尿流動態測定、パッドテスト、といった複数のアプローチを試みられることもあります。

パッドテストと呼ばれる検査では、患者さんは下着にパッドをあてます。

一定時間その状態で過ごし、尿が漏れた場合量をチェックして尿もれの具合を調べます。

また、排尿障害の有無、障害が認められる場合は程度を調べる尿流動態測定では、病院で測定装置付のトイレに排尿します。

尿の勢いやグラフが自動的にできるシステムです。

膀胱を写す超音波検査では、腎臓や前立腺のコンディション、残尿の量が分かります。

尿検査ならどなたでも経験があることと存じますが、尿検査以外の検査にはちょっと抵抗を感じますよね。

けれど超音波検査の際に下着を少しずらすことがあるかも知れませんが、他の検査では下半身を裸にするようなことはありません。

尿流動態測定を行うトイレももちろん個室ですし、パッドの装着、取り外しも医師の眼の前で行うわけではありません。

はじめての患者さんはちょっとしたことでも恥ずかしく感じてしまいますが、泌尿器科や婦人科の医師はそれこそ毎日何人もの頻尿患者さんを診察しているのです。

恥ずかしがることはありませんし、もっと専門科医を頼りましょう。

病院イメージ

病院に行こう!:治療内容

頻尿を引き起こす原因、と特定される病気によっても治療方法は異なりますが、多くの場合投薬によって治療は行われます。

身体的、または精神的な原因によって処方される薬は異なりますが、例えば過活動膀胱と診断された場合なら、必ずと言って良いほど抗コリン薬を服用することになります。

経度の神経性頻尿の場合もたいていは抗コリン薬が処方されます。

抗コリン薬は過敏になった膀胱をやわらげ、また膀胱が過度に収縮する動きを抑えます。

抗コリン薬の副作用として、発汗、便秘、咽喉や口が渇きやすくなる、尿がでにくくなる、という症状がみられることもありますが、気になるようなら医師に相談し、対処して貰いましょう。

また、重度の神経性頻尿だと抗うつ剤、自律神経調整役、抗不安薬などが処方され、場合によっては心療内科でのカウンセリングを勧められるかもしれません。

ただ問題が頻尿の症状だけであれば泌尿器科、婦人科だけでの診察でOKですし、どの科でどこまで治療を受けるのかはご本人の意思次第です。

そのあたりも診察を受けた医師に相談してみましょう!

また、投薬治療以外にも、膀胱訓練も頻尿の治療として有効になります。

尿意を覚えても何とか我慢する時間を徐々に延ばしていく訓練で、膀胱の容量を上げたり、一度に排尿する尿の量を増やしていきます。

医師からも指示されるとは思いますが、治療中も排尿記録はマメにつけておきましょう。

薬と並行し、自力で排尿をコントロールする努力も大切です。

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